強蛍光ユーパーライトはスペリオル湖南部、アッパー半島のホワイトフィッシュポイントとグランドマレーの間やキーウィーノー郡で主に採掘されます。
2017年6月のある夜、エリック・リンタマキ氏はスペリオル湖のビーチで紫外線をあてると明るくオレンジ色に輝く石を見つけ、持ち帰ってきました。
リンタマキ氏は述べています。「私は実際にいくつかをミシガン工科大学に売りました。彼らはそれらをテストし、電子メールで私に連絡をくれたのです。これまでミシガンで発見されたことのない新しい鉱物だと!そしてその発見が2018年のMineral
Newsに掲載されました」と。
リンタマキ氏は続けて述べています。「私が思うに、ビーチの色々な石達の中で蛍光性を持ったソーダライトが含まれている花崗岩や玄武岩だけが、氷河によってカナダから降りてきたんだよ。」と。
Yooperlitesはミシガン工科大学とサスカチュワン大学の両方で調査されました。 彼らは、その岩石が「 蛍光ソーダライトを含む閃長岩クラスト(Syenite clasts contaning fluorescent sodalite) 」であると認定しました。
この鉱物は花崗岩に似た組成を持つ粗粒の火成岩の断片で構成されています。 蛍光ソーダライトを特別に含有しているため、オレンジ色に輝くのです。
ユーパーライト(Yooperlite)はErikが思いついた名前で、アッパー半島の住民がU.P.-ersの転訛で「ユーパーズ」(Yoopers)と呼ばれているところから命名しています。
この鉱物は遥か昔からそこにあり、人々の眼にふれていました。その為、リンタマキ氏はこの新種鉱物を発見した最初の人ではありませんが、ミシガン州のスペリオル湖畔で蛍光するこれらの石を地質学者に持ってきた最初の人でした。
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